児童養護施設
児童養護施設とは?
虐待、経済的な理由、病気など、さまざまな事情で家族と共に生活できない、おおむね2歳~18歳までの子どもたちを養育する、児童福祉施設です。全国におよそ600か所あります。
施設への子どもの入所については、各都道府県の児童相談所(滋賀県では「子ども家庭相談センター」)を通じて行い、施設運営については、措置費とよばれる国庫負担金により運営されています。
子ども達は施設から学校や幼稚園に通います。余暇や趣味を楽しんだり、四季折々の行事や子ども会など地域のさまざまな活動に参加しています。それらの活動を通して子ども達が健全に成長し、社会的に自立するための支援がなされています。
事情によっては、家族と連絡を取ったり、面会、外出、外泊などを行い、再び家族と暮らせるようになる子どももいます。
滋賀県内には守山学園を含め、4つの児童養護施設があります。
滋賀県内には守山学園を含め、4つの児童養護施設があります。
守山学園について
守山学園は、昭和34年に建てられた児童養護施設です。
定員は30人です。本体施設には3つのホームがあります。また地域の中に、2軒の「地域小規模児童養護施設」があります。それぞれ6人の子ども達が暮らしています。
家庭的な雰囲気を目指し、日課は、あまり決めていません。年齢に応じて寝る時間を考えたり、また学校やアルバイト、塾などそれぞれの状況に合わせ、お風呂の順番を相談するなどして過ごしています。細かい約束事が必要な時は、内容によって、ホームで相談したり、全員で集まったりして、決めています。
家庭的な雰囲気を目指し、日課は、あまり決めていません。年齢に応じて寝る時間を考えたり、また学校やアルバイト、塾などそれぞれの状況に合わせ、お風呂の順番を相談するなどして過ごしています。細かい約束事が必要な時は、内容によって、ホームで相談したり、全員で集まったりして、決めています。
地域小規模児童養護施設について
少人数の児童養護施設の事を言います。地域の一軒家に6人の子ども達が生活し、より家庭的な環境の中でのケアを行うことを目的としています。
本体施設に比べると、少人数で落ち着いた環境の中で、毎日の食事作りや買い物をしたり、ゴミ出しなどの社会的マナーを経験したりする機会が多くなります。
現在、守山学園には2か所の地域小規模児童養護施設があります。
本体施設に比べると、少人数で落ち着いた環境の中で、毎日の食事作りや買い物をしたり、ゴミ出しなどの社会的マナーを経験したりする機会が多くなります。
現在、守山学園には2か所の地域小規模児童養護施設があります。
地域小規模児童養護施設「むさ」
令和2年7月に、近江八幡市内に開設いたしました。
彦根子ども家庭相談センターの管轄内に出来た最初の児童養護施設です。
本園からは車で約30分程の場所となります。